パトス! パトス! パトス!

うちの西に住む『ゴジラ』

gozira
うちの西には『ゴジラ』が住んでいる。
友人いわく
「ゴジラじゃなくて 恐竜でしょう?」
それでも、燃えるような夕日をバックに奴が立っていると
どうしても「ゴジラだ!」と思ってしまう。

『ゴジラ』は、ヒーローだ。
いつのまにやら、『ゴジラ』の映画を作った人たちのことを思いえがいてしまう。
いったいどんな熱い情熱でこの映画を作っていったのだろう。
遊ぶヒマはもとより
寝るヒマも、食べるヒマも、風呂に入るヒマも
なんならトイレに行くヒマも惜しんだだろう。
それでも、少しずつ積みあがっていく作業に
次から次と沸いてくる情熱に
これ以上ない満足感を感じただろう。
そう思うと、ついニンマリとしてしまう。

「バリの音のそばで 生きたい」そう思い
日本の生活を全てすててやって来た。
13年が過ぎた。
日本にいたら味わうことがないような大変なおもいを何度も味わった。
それでも「パトス! パトス! パトス!」
沸きあがる情熱!
一人でこつこつと作り上げていく公演に
この上ない満足感を感じるのだ。

夕陽のゴジラ

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