聖なる響き スロンディン
ムクティ・スアラ/Mukti Suara (Banjar Kacagan Ketewel)
ガムラン・スロンディンは、バリの東部カランガサムに住む
バリ・アガと呼ばれる先住民族の持つ楽器です。
『天から鉄の鍵盤が降ってきた』 という伝説をもつこの楽器は、
楽器はもとより、その音も神であると信じられています。
祭礼、儀式のとき以外、外にはお出ましにはなりません。
暖かくて、しっとりと湿気があって、宇宙を浮遊する感覚。
そして、それは母親のお腹の中にいる感覚。スロンディンを
言葉にするとそんな音です。
『音』にうるさいバリ人も、このスロンディンの音に強く魅かれ、
今ではたくさんの村が所有するようになりました。
今回(7月9日の公演)は特別、レゴン発祥の地クテウェル村の高僧が持つ
スロンディンを演奏していただきます。