クアラルンプール物語/Blade Runner

2010/04/10

 “ブレード・ランナー”再び!

クアラルンプールを初めて訪れたとき
「おぉ~ ブレードランナーだ!」と思った。

夜のツイン・タワー どう見ても 宇宙のものだ

再来クアラルンプール、KLモノレールに乗り
「うわぁぁ~ そのままブレードランナー!!」

クアラルンプールは、半分腐りかけ、朽ちかけている。
だがその反面、とてつもない生命力で繁殖している。
まるで、ツタ類のようだ。
とんでもない広大な土地に
「いったい どうするの?」というぐらいヤシの木を植林している。

中国人とインド人に鍛えられ
マレーシア人もインドネシア人もよく働く。
インドネシアに住み、暑さにも高い湿度にも慣れているはずなのに
それでもマイル。
いろんな刺激に触発される。
シンガポールのように、無理に管理されていない。
街に森はそのまま残り、精霊たちがそこかしこにいる。
細い路地を覗くと、ゾッとするほど暗いけど
バンコクのように、汚れきってはいない。
派手な高層ビルが建っているが
人々は、地上から離れたがってはいない。

Kuala Lumpur ブレードランナーの街!