世界は 美しい

2018/03/28

雲は 立ちのぼり

空は 茜色に染まる

花は 咲き乱れ

風が 渡りゆく

そして 月が 輝きだした

あと三日で 満月

世界は こんなにも美しい

 


ガルンガン & クニンガン

2013/03/25

Selamat hari raya Galungan
and Kuningan !

2013.3.27 – 4.6

早朝の雲

早朝の雲

願いはたった一つ

みんな タッシャで生きてくれ!

犬も 猫も 牛も 虎も 象も

たのむぞ 死ぬな

みんな タッシャで生きてくれ!

 

命を思い これほど切ない気持ちになったことはない。

どうかみんな生きてくれ。


Selamat hari raya Nyepi !

2013/03/12
月とお供え物

月とお供え物

Nyepi(ニュピ)とは、バリに2つある暦の一つ、サカ暦の新年。
この日は外に出ることが禁じられている。
火を使うこと、電気を使うことも禁じられている。
一日、心静かに家で過ごすのだ。

日常的に聞こえている車、バイク、飛行機、蛍光灯の音など
機械音がないというのは、こんなにも気持ちのよいものなのだ。
固くかたまったものが溶けていく感じだ。

夜、トウゼン真っ暗。
南東から北西に走る銀河がみごとに美しい!!!
“消入るような一点の  球の上で生きる奇跡”を思い知らされる。

今年のオゴオゴはとってもシンプルだった。
Tangkulak mas タンクラッのハヌマン


Selamat hari raya Nyepi ! /ニュピ

2012/03/20

Selamat hari raya Nyepi !

2012.3.23

ニュピ 月とヤシ

世界中に『ニュピ』があればいいのに…

少なくても月に1度 あればいいのに…

天には 深い深い銀河が流れていることを 人はいつも感じることができる。

昨年年末、電話線も電波塔もないところに引っ越して

投稿できずに四苦八苦してたけど

電線のない風景は それはそれは美しい。

*『ニュピ』:夜中の12時から24時間、外出することも
電気、火を使うことも禁じられている。
人は静寂の中、心静かに一日を過ごす。夜の星はみごと!


Selamat hari Saraswati/サラスワティ

2011/11/18

サラスワティ

“音楽” は、この地と天をつなぐもの。
どんな窮地に立っても、
どんな絶望が襲おうとも、
喜びを生み出してくれるもの。


Special flight1 

2011/10/20

雲の上に頭を出すジャワの山々

解き放たれたる魂

標高の高い山々の頭だけが、雲の上に顔を出している。
神さまの領域だ。
無限に青くて、無限に静か。雑多な気配がない。
こんなときは、笛を吹きたい。
単純な楽器ほど音がとおる。人の身体が最高の楽器。
空っぽにする、身も心も。空洞化した身体は最高の笛となる。

パダンバイ物語/Baleganjur Padangbai Story

2011/08/03

道を走っていると、突然、バレガンジュール隊に出くわす。
バリにいたらよくある出来事だ。

そんな時、黙って通り過ぎるわけにはいかない。
相棒(バイク)をすてて、ついていく。
パダンバイの海へ御神体を清めにいく行道だ。

Padangbai story1 Padangbai story2
パダンバイの細い道で              思わずついていく
Padangbai story3 Padangbai story4
バレガンジュール隊は誇らしげ         おぉー ついに海に出た!
Padangbai story5
砂浜をご神体がゆく

Padangbai story6 Padangbai story7
みんなもゆく 坊さんもゆく            バレガンジュール隊もゆく
Padangbai story8
 “すがすがしきかな お清めの日”


ハリラヤ ガルンガン&クニンガン!!

2011/07/06

もたもたしてるうちに、またしてもガルンガンがやってきた。
ガルンガンに家で祈ることはあっても、寺で祈ることはなかった。
今回は、坊さまのマントラと共に祈ろう。

“亡くなった人も 生きている人も 良い道を選べますように!”

アグン山とペンジョールアグン山とペンジョール


ハリラヤ ワイサック !!

2011/05/14

“生きること” を真剣に考える時がきたようです。
人間のことを一番に考えませんように!
クリアな心で、まっすぐ真実を見ることができますように!

2011. 5. 17 満月

マンゴの葉陰に

マンゴの葉陰に  

*Waisak/ワイサックは
シッダールタ・ゴータマの生誕、悟りを祝い、彼の逝去を記念する日。
年に一度、満月の日に催されるこの行事は、インドネシア国内に限らず
世界中の仏教徒がボロブドゥールに集結します…

…… 私のイメージでは、黄色や紫、エンジ色などの布をまとったお坊さまが
ボロブドゥールの回廊を昇っていく、美しい映像を思い描いていました。

「これは行かねばなるまい!」と思い
バリ暦の満月、ボロブドゥールへ向かいました。
ところが、バリ暦の満月は
時として、インターナショナルな満月と1日づれていることがあるのです。
私が着いたのは式典の前日でした。
おかげで夜のボロブドゥールを独り占めできたのでした。

ボロブドゥールの入り口までは
オジェック(バイクタクシー)を使わなければなりません。
今日最後の客に、オジェックのとぉちゃんたちは群がりました。
私をそこまで乗せてきた車の運転手と商談がついたらしく
「おれが連れて行く!」と、中でもヒトキワ強気なとぉちゃんが申しました。
客を無視して、商談をつけるあたりがと~っても気に入らない。
「結構です!」と一言いい放ち
ボロブドゥールのそばに住む知り合いに電話をいれました。
彼の名はユーディ。プランバナンで警備の仕事をしている。
訳を話し、「すぐに来てくれないか」と言うと
すぐさま駆けつけてくれた。
その時のユーディの姿は、まるで王子様のように見えました。アハハ

ユーディのバイクに乗り、ボロブドゥールの入り口へ。
ワイサックだもの、当然ボロブドゥールは開いているだろうと思っていました。
が、無常にも鉄の扉がピタリと閉じていました。
ユーディが、「入っていいかどうか聞いてみるよ」と
スルリ中へ入ってしまった…
訳を話すと、簡単に許可がおり(ほんとにいいのか?)
夜のボロブドゥールの中へ。

誰もいない、真っ暗な境内をバイクで走り
ボロブドゥールをぐるりと巡る。
おりしも、ジャワガムランの音が優雅に聞こえてくる。
明日のためのリハーサルらしい。
裏からライトアップされたボロブドゥールの姿は

まるで別の惑星に降り立ったような心地にさせる。

バリなら、寺のそばならどこでも手に入る花も、お供え物も、お線香も
イスラムのこの地ではどこに行っても見あたらない。
から手で長い祈りを捧げた。

*Borobudur/ボロブドール、Prambanan/プランバナンは共に世界遺産です。
*やっぱり日本の仏教が一番ワビサビだわ…


蝶の道

2010/09/03

同じ時間 同じ道を通って 今日も蝶がやってくる
きっと ひとの目に見えない 蝶の道があるんだ
風の道 花の香の道

蝶の道